- 試験方法:
- 選択設問、説明記述設問
- 実施日程:
- 日本要員認証協会が承認した研修コースを開催する研修機関により異なります。
- 申込期間:
- 日本要員認証協会が承認した研修コースを開催する研修機関により異なります。
- 申込方法:
- 日本要員認証協会が承認した研修コースを開催する研修機関での申込となります。
- 受験料:
- 6,600円(税込。ただし、この他に研修コースの受講料がかかります)
- 支払方法:
- 日本要員認証協会が承認した研修コースを開催する研修機関により異なります。
- 受験資格・対象者:
- 特になし(ただし、FSMS審査員補に登録するためには、備考欄に記載している要件が必要となります)
- 試験会場:
- 日本要員認証協会が承認した研修コースを開催する研修機関での開催となります。
- 試験時間:
- 120分
- 出題範囲:
- ISO22000、JIS Q 17021-1、ISO/TS22003、JIS Q 19011に関する説明記述設問、選択設問、食品安全に関する専門的な知識(食品微生物、食品安全に係わる法令、等)に関する選択設問、説明記述設問
- HACCPシステムに関する説明記述設問
- 学習の手引き:
- ISO2200及び研修コースで使用するテキスト類、食品衛生に関わる専門書
- 合否基準:
- 100点満点で70%以上合格
- 結果発表:
- 筆記試験を受験した研修機関から受験者ごとに通知されます
- 資格の更新:
- 日本要員認証協会へ資格登録後、1年毎の資格の維持(サーベイランス)と3年毎の更新が必要となります。
- 試験級:
- FSMS審査員補(新規登録時)
- FSMS審査員
- FSMS主任審査員
- ※FSMS審査員補に登録するためには、一定の実務経験、知識証明(備考欄に記載)のほか、日本要員認証協会が承認したFSMS審査員研修コースの修了と筆記試験の合格が必要になります
- ※FSMS審査員補に登録後、審査経験を積むことでFSMS審査員、FSMS主任審査員へのステップアップ(格上げ)が可能です。
- 備考:
- 筆記試験の合格の他に、日本要員認証協会での資格登録には、
- ・所定の研修コースの修了
- ・実務経験
- ・知識証明
- が必要となります。
- 【実務経験】
- ① 高等学校卒業、又はこれと同等以上の教育を受けている、若しくは同等以上の学力を有していること。
- ② 5年以上の常勤による(フードチェーン関連産業)実務経験を有していること。ただし、高等学校卒業後に教育期間が1年以上の教育機関を修了している者は、業務経験を1年減じることができる。
- ③ 2年以上の品質保証又は食品安全職務における実務経験を有していること。品質保証又は食品安全職務における実務経験としては、例えば以下のような業務がある。
- ・畜産、水産、農業による生産
- ・食品製造、動物の飼料製造
- ・外食、中食産業
- ・食品流通、輸送/保管サービスの提供
- ・食品衛生サービス
- ・食品包装資材の製造
- ・添加物/酵素/加工助剤、農薬/肥料/洗浄剤の製造
- ④ マネジメントシステム審査を行う者に望ましいとされる個人的特質を備えていることの(1)及び(2)の要件を満たすこと。
- (1)倫理的であること、心が広いこと、外交的であること、観察力があること、知覚が鋭いこと、適応性があること、粘り強いこと、決断力があること、自立的であること。
- (2)4年以上の業務上の関係がある人2名から推薦を受けていること。ただし、2 名から推薦を受けられない者は、雇用関係が1年以上に及ぶ雇用者または契約関係が1年以上に及ぶ契約先責任者からの1通に減じることができる。
- 【知識証明】
- 以下の(1)、(2)、(3)のいずれかにより、基礎微生物学及び基礎化学のそれぞれの知識の要件を満たすこと。
- (1) 高校卒業後の教育機関(大学、専門学校など)において1単位以上を取得
- 以下の①、②のいずれかの要件を満たすこと。
- ①高校卒業後の教育機関(大学、専門学校など)を卒業/修了し得られる成績証明書。
- ②高校卒業後の教育機関(大学、専門学校など)で科目履修し得られる単位証明書。
- 注1)科目名として、基礎微生物学には、微生物学、基礎微生物学、応用微生物学、醗酵微生物学、食品微生物学などがあり、基礎化学には、化学、有機化学、応用化学、工業化学、化学工学、生化学、食品化学などがある。他科目については、評価時に科目内容を説明したシラバスなどの資料を確認した上で認める場合がある。過去の例では生物学4単位取得で基礎微生物学の知識の証明と判断している。
- 注2)科目履修の例としては、放送大学では、基礎微生物学として、初歩からの生物学、暮らしに役立つバイオサイエンスがあり、基礎化学として、初歩からの化学がある。
- (2) 当センターが登録した講習コースの修了証
- (3) レポート等
- 以下の①、②、③のいずれかの 5000 字程度のレポートにより、要件を満たすこと。
- ①知識証明のために作成した論述。
- ②執筆した論文、書籍(申請者の名前が確認できること)。
- ③講師を務めた際のテキスト、配布資料 (申請者の名前が確認できること)
- 〇HACCP教育訓練証明
- 以下の(1)、(2)、(3)のいずれかにより、HACCP 教育訓練の要件を満たすこと。
- (1) 概ね3日間の HACCP講習の修了
- 以下の①、②のいずれかの要件を満たすこと。
- ①厚生省生活衛生局食品保健・乳肉衛生課長連名通知 衛食第三十一号・衛乳第三十六号(平成9年2月3日)「総合衛生管理製造過程の承認制度に係る「HACCPシステムについて相当程度の知識を持つと認められる者」の要件等について」の内容を満
- たす講習。
- ②農林水産省食糧産業局関係事業 食品の品質管理体制強化対策事業の対象 HACCP 研修会として認定されたことのある概ね 3 日間の講習。
- (2) 高校卒業後の教育機関(大学、専門学校など)において前項の(1)①と同等である科目内容で 1 単位以上を取得
- 以下の①、②のいずれかの要件を満たすこと。
- ①高校卒業後の教育機関(大学、専門学校など)を卒業/修了し得られる成績証明書。
- ②高校卒業後の教育機関(大学、専門学校など)で科目履修し得られる単位証明書。
- 注)科目内容を説明したシラバスなどの資料を求める場合がある。
- (3) レポート等
- 以下の①、②、③のいずれかの要件を満たすこと。
- ①知識証明のために作成した 5,000 字程度の論述レポート。
- HACCP の 7 原則、従来の衛生管理との違い等を理解していること。
- ハザードの要因及び防止措置を示したハザードリストを作成について理解していること。
- CCP を適切に特定し、その理由を理解していること。
- CCP に対し、管理基準、モニタリング、改善措置、検証、記録維持管理を適切に設定する方法を理解していること。
- PRP に求められる要件を理解していること。
- ②執筆した論文、書籍(申請者の名前が確認できること)。
- ③講師を務めた際のテキスト、配布資料 (申請者の名前が確認できること)